第7回抄読会

12月23日第7回の抄読会は、「パトリシア・ディーガンのリカバリーストーリー」を題材に実施しました。病名が付くことで学生や専門職が「病気」を見てしまい、「生活者としての視点」が欠ける可能性が指摘されました。また、専門家が本人を病人として扱うことで、本人自身も「自分を病人として見始める」危険性が共有されました。一方で、本人が自らIMRや心理教育を通して病気について学び、症状に名前を付けて外在化できるようになることは、「自分自身のアイデンティティ」に気づく契機となり、リカバリーにつながる可能性があると語られました。さらに、本人が表現する「怒り」をリカバリーのプロセスにおける「正当な怒り」として受け止める専門職の重要性も示されました。