いよいよスタートしました、2026年「精神看護とリカバリー」の勉強会。
第1回となる今回のテーマは「精神看護とは何か」でした。会の冒頭では、精神看護学は「精神保健看護学」とも呼ばれ、英語では Psychiatric and Mental Health Nursing と表現されること、そして精神科看護に限らず、人間の心の健康全般を扱う学問であることが確認されました。
続いて、精神障害者が長らく偏見にさらされ、基本的人権としての自由を奪われてきた歴史や、かつての精神科医療における隔離的な立地、面会の困難さ、家族からの孤立といった実態について話し合われました。さらに、心療内科の受診が職場で不利益につながりかねないという偏見、家族による過保護という形の偏見、受診への心理的ハードルの高さなど、現在も根強く残る課題が共有されました。
また、精神看護学の6つの基本的な考え方のうち、特に「心と体の健康の一体性」については、身体疾患患者の心理的反応を例に、バイオサイコソーシャルモデルの観点から議論が深まりました。
そして最後には、「看護師自身の問題」というテーマをめぐって、看護師自身が持つ価値観や過去の経験が、無自覚のうちに患者やその家族への見方に影響を与えているのではないか、という気づきが多くの参加者から共有されました。看護師自身が自己を省みる姿勢の大切さを、あらためて確認できた第1回となりました。
なお、次回は7月27日(月)に開催予定です。今後も翌年3月まで、継続的に学びを深めていく予定です。
ご興味のある方、会に参加したいという方は是非メールにてご連絡下さい。